『情報銀行』という言葉を知っていますか?
本当の銀行なのでしょうか?気になります。
このページは、情報銀行(個人データをまとめて管理)とは?本当の銀行?【Q&A】 についてまとめています。参考にしてみてくださいね!
情報銀行とは何?本当の銀行なの?
情報銀行とは本当の銀行なのでしょうか?
- 本当の銀行ではありません
- 個人データの提供を受けて預かり、本人に代わって管理してくれるサービスのこと(本人の同意は必要)
- 情報銀行が預かった個人データを使いたい企業に販売し、利用者は現金やポイント、優遇サービスなどの対価を受け取る
- 一般の銀行は個人からお金を集めて企業に貸し出し、利益を預金者に還元するが、仕組みは似ている
インターネットを閲覧したり、本や洋服を購入した履歴や位置情報を使った行動の記録といった個人情報はデータとして保存されています。
情報銀行はなぜできたの?
それでは、情報銀行はなぜできたのでしょうか?
- どの情報をどの企業に提供するかを自分自身で情報銀行に指示し、コントロールしたいというニーズが生まれたから
- 企業側は勝手にデータを使うのではなく、本人の同意を得た情報を正式に使うことができる
- 情報銀行を営むのに免許は必要ないので、多くの企業が参入を計画している(三菱UFJ、信託銀行、中部電力など)
スマートフォンの普及で、膨大な個人情報が本人の知らないうちに収集され、勝手に使われています。
利用者のメリットは何?
情報銀行の利用者にメリットはあるの?
情報銀行のメリット
- 現金や割引クーポン、優遇サービスなどを受け取れる
- 対価は1件500円という企業もあり
- クレジットカード会社や電力、鉄道会社などが持つ利用データを情報銀行に管理してもらい自分のために役立てることができる
好みに合った便利なサービスを提供してもらうことができるのはいいですね!
情報銀行のデメリット
- 情報漏えいの可能性がある
- 意図しない形でデータが利用されるリスクがある
個人データは匿名化されてはいますがちょっと怖いですね。
まとめ
情報銀行とは銀行と言っても本当の銀行ではないのですね。
メリットもありますが、デメリットもあります。
情報銀行が普及するには、個人データを預けても大丈夫だという信頼を得る必要がありそうですね。